長すぎるほどに続いた暑さもようやくやわらぎ、秋の涼やかな風を感じることができるようになってきました🍂秋晴れの日などには、思いっきり深呼吸をして、三田の自然の風景に癒される日々です✨✨
さて、少し前のお話にはなりますが、9月21日に医療福祉センターさくらにて、三田市地域看護推進会の講演及びシンポジウムが開催されました✨
今回のテーマは『アドバンス・ケア・プランニング(ACP)をめぐる様々な課題』です。
ACP(Advance Care Planning)とは…
将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、本人を主体に、そのご家族や近しい人、医療・ ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、本人による意思決定を支援するプロセスのこと。死期のいかんではなく、最期まで尊厳を尊重した人間の生き方に着目した最適な医療・ケアが行われるべきだという考え方により、厚生労働省は、2015(平成27)年3月に「終末期医療」を「人生の最終段階における医療」という表現に改めた。日本医師会ホームページより抜粋
人生の最終段階における適切な意思決定支援の推進は令和6年度の診療報酬改定においても言及されており、
これから日本でも広く周知されうるべき支援プロセスです。
当日の講演会は、澤外科の院長であられる粟根雅章医師を講師としてお迎えし、
宝塚三田病院の熊野看護部長に座長を務めていただきました。
その後、三田市民病院の前田看護部長座長のもと、『患者様が自分らしく生きるための支援とは』というテーマで様々な立場からのお話を伺う医療従事者向けのシンポジウムが開かれました。
当施設からも”施設"という立場から、看護部長の土山よりお話をさせていただきました。
また、医師の立場からの助言という形で、まんかいホームクリニック診療部長であられる廣田篤史医師にも登壇いただき、たくさんの参加者の方々にお越しいただきました。
時代が変わるごとに様々な問題や、課題に直面しながら、利用者さまにとってより良い生活、あるいは人生とは、ということをこれからも考え続けていきたいと思います。