リハビリテーション科理念

  1. 入院利用者・家族・病棟職員が求めるNeed、Hopeに応える。
  2. 在宅利用者・家族が求めるNeed、Hopeに応える。

リハビリテーション科方針

  1. 利用者・家族・病棟職員が求めるNeed、Hopeをキャッチする能力を養う。
  2. チーム医療のもと、利用者個々人に適した医療・療育の提供を行う。
  3. 地域医療、保健、教育、福祉と連携しながら利用者の生活を支援する。

リハビリテーション科の紹介

概要

当センターでは入所利用者様、外来利用者様に対しリハビリテーションを実施しています。
リハビリ利用者様の年齢や障害の重さ、身体機能維持・向上や生活上の支援など目的に合わせたリハビリを理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がリハビリテーションを行います。

理学療法について

理学療法室

一人ひとりのライフステージに合わせた目標のもと、呼吸機能の改善や座る・立つ等の基本姿勢の練習、自分の意志、力で移動したい、歩きたいといった「動く」ことについてなどの練習を行っています。また車椅子などの福祉用具の相談についても対応しています。

作業療法について

重度の障害をお持ちの方にもそれぞれの興味や反応があります。それらお一人お一人の運動や知的・認知機能の特徴と能動的・自発的に『やりたい』気持ちを引き出す関わりや環境設定などを大切にし、コミュニケーション。活動や遊び・参加、感覚的視点、日常生活活動、休息などに対した関わりを行っています。

作業療法室

言語聴覚療法について

言語聴覚士室

言語、非言語に関するコミュニケーションから日々の楽しみある食事に関する嚥下訓練まで幅広く、それぞれの方の生活や機能に即したリハビリテーションを提供します。

リハビリテーション対象疾患

小児疾患(脳性麻痺、染色体異常、発達障害など)

リハビリスタッフに対する教育・研修体制

入職1年次は新人教育として様々な研修を実施しています。2年次以降は知識・技術の習得状況に合わせた指導を実施します。

研修会・学会等の参加について

施設及び利用者へ還元することを前提とした研修会・学会等への参加についてはサポートしており、これまで海外での研修、学会参加、福祉機器展視察等もあります。

これまでの学会発表について(平成28年~)

・平成28年9月17日 第42回日本重症心身障害学会学術集会
発表者:上原隆浩
「重症心身障害児(者)施設入所者及び外来リハビリ利用者のロボットスーツHAL適応について」

・平成29年9月29日  第43回日本重症心身障害学会学術集会
発表者:上原隆浩
「重度知的障害者病棟における骨折原因についての取り組み」

・平成30年6月22日 第19回日本言語聴覚学会
発表者:佐々木千晶
「ダウン症候群者の加齢変化に伴う嚥下機能低下への対応」

・平成30年7月22日 第38回近畿作業療法学会
発表者:山本茉名美
「重症心身障害児者施設でのグリーフケアにおける作業療法士の役割 -事例を通した考察-」

・平成30年9月8日 第24回日本摂食嚥下リハビリテーション学会
発表者:佐々木千晶
「重症心身障害者に対するk-point刺激による嚥下訓練」

リハビリ関連資格取得者

3学会合同呼吸療法認定士:4名
ボバース記念小児領域8週間講習会修了者:4名
感覚統合療法学会認定講習会Cコース修了者:1名
骨粗鬆症学会骨粗鬆症マネージャー:1名