教育内容Education content
看 護 学 科
(3年課程・全日制)
[ 課程・学科及び定員 ]
◎ 課 程 | 看護専門課程 |
---|---|
◎ 学 科 | 看護学科(3年課程・全日制) |
◎ 修業年限 | 3年 |
◎ 授業時間 | 原則として9:00~18:05 |
◎ 入学定員 | 100名 |
[ 教育目標 ]
- 1.
- 尊厳あるいのちとは何かを問い続け、
人を大切にするこころを養う
- 2.
- 現象をふまえて想像力を発揮し、
地域で暮らす人々の生活を考え続ける能力を養う
- 3.
- 科学的根拠を基盤とし、地域で暮らす人々の生活を
支える看護が実践できる能力を養う
- 4.
- 多職種の役割を理解し、
チームの中で連携・協働できる能力を養う
- 5.
- 社会情勢の変化に関心をもちながら、
専門職業人として自己研鑽にはげみ、
自ら考え、
やりとげる力を養う
[ ディプロマポリシー(卒業認定に関する方針) ]
(卒業認定に関する方針)
1.
人を大切にするこころ
・人間は四側面をもった統合体である生活者と
理解できる
・人を尊重する姿勢を身につけることができる
・人を思いやり誠実に行動することができる
・人の可能性を信じ最善を尽くすことができる
2.
現象を適切に把握し地域で生活する人を支える
・看護の対象となる人のねがいをふまえ、
看護実践力
その人の生活と健康を考え続けることができる
・科学的根拠に基づき安全・安楽・自立をふまえた
看護実践ができる
・重症心身障害児・者の生活を支える看護が
実践できる
・他の地域・他国の人々の健康や生活環境・
看護の現状を学び、健康課題への取り組みや
方法を理解することができる
3.
チームの中で連携・協働するための力
・メンバーと連携することで、
チームの目標達成・課題を改善することができる
・看護職や他職種の役割・機能を理解し、
お互いの考えを尊重することができる
・多職種連携において看護師としての
役割を果たすためのコミュニケーション能力を
身につけることができる
・多職種と状況を共有し、
看護師としての責務について考えることができる
4.
専門職業人として自己研鑽する力
・看護師としての自覚をもち、
自らの進む道すじを描くことができる
・汎用的能力(言語力・情報開発能力・
問題発見/解決能力)を発展させることができる
・社会情勢の変化に関心を持ち、看護師として
探求する姿勢を身につけることができる
・看護師を目指すもの同士で教え・学び合い
成長し合う姿勢を持つことができる
[ カリキュラムポリシー ]
本校では、生活者としての人間理解を基盤に「人々の生活の理解」「健康の保持・増進」「看護実践力」「看護を支える倫理」「多職種連携・協働」の5つの教育内容を主軸にしている。生命の尊厳を学び、人間尊重の姿勢で看護が実践でき、学習が進むとともに学びが深まるようにカリキュラムの充実を図った。加えて設置主体の看護師としての使命が果たせるように重症心身障害児・者看護の教育内容を設定し本校の特色として表現している。
臨地実習については、看護学生としての自覚を高めるために入学後間もない時期に導入している。また、生活者の実態から看護の多様性を学ぶことができるように臨地実習の場を拡大した。
学習については、アクティブラーニングなど学生が能動的に学べる様々な手法を取り入れている。さらに、カリキュラムの内容を学生自身が理解できるようにシラバスに反映し、主体的に学べるように工夫している。
評価については、科目ごとに学力3要素に基づいた妥当性のある評価方法を設定している。
[ 科目紹介 ]
関西看護専門学校では、教育理念に基づき、重症心身障害児・者に対応できる力を養うための科目構成となっています。
1年生 | 2年生 | 3年生 | |
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基 礎 分 野 単位数 |
科学的思考の基盤哲学的思考スタディスキル 人間と生活・社会の理解心理学多様な考えをもつ人間の理解 教育社会学 文化とマナー 人間関係論 生活と環境 健康と生活 社会と家族 社会のしくみ |
科学的思考の基盤ICTとともにグローバルコミュニケ-ション 人間と生活・社会の理解国際社会学 |
|
1年生 | 2年生 | 3年生 | |
專 門 基 礎 分 野 単位数 |
人体の構造と機能からだのしくみ 生命現象・物質の代謝からだの成長とからだの構造 生活行動からみるからだ Ⅰ 物質の流通 生活行動からみるからだ Ⅱ 情報を得てからだが動くしくみ 生活行動からみるからだ Ⅲ 心身のバランスを整えるしくみ 子どもを生む 生活行動からみるからだ Ⅳ 食べて出す 疾病の成り立ちと回復の促進病気の原因と回復過程生活行動がしづらいからだ Ⅰ 物質の流通 生活行動がしづらいからだ Ⅱ 情報を得てからだが動くしくみ 生活行動がしづらいからだ Ⅲ 心身のバランスを整えるしくみ 子どもを生む 生活行動がしづらいからだ Ⅳ 食べて出す 治療論 臨床薬理学 臨床栄養学 生体防御と感染症 健康支援と社会保障制度健康と社会の動向ヘルスプロモーション論 |
疾病の成り立ちと回復の促進生活行動がしづらいからだ Ⅳ 重症心身障害児・者の理解健康支援と社会保障制度社会福祉論 |
健康支援と社会保障制度いのちと倫理看護と法律 |
1年生 | 2年生 | 3年生 | |
專 門 分 野 単位数 |
基礎看護学看護の入り口人のからだを観る・診る 「動く」「眠る」「環境」を支える援助 「食べる」「トイレに行く」を支える援助 「お風呂に入る」を支える援助と「感染予防」 「話す」「聞く」技術 看護展開論 状況判断能力を育てる 地域・在宅看護論地域での暮らしと人々地域包括ケアシステム 在宅療養生活を支える看護 成人看護学ヘルスプロモーション老年看護学老年看護学の入り口小児看護学子どもの成長発達母性看護学新生児期の看護精神看護学こころを知る臨地実習/基礎看護学看護の場を見に行こう臨地実習/小児看護学保育園実習 |
基礎看護学診療過程に伴う技術与薬に伴う技術 人のからだを観る・診る・看る 地域・在宅看護論ケアマネジメント在宅療養生活を支える医療技術と看護 訪問看護演習 成人看護学クリティカルケアクリティカルケア演習 継続看護 がん看護 エンド・オブ・ライフケア 老年看護学様々な場で暮らす高齢者の看護入院・治療を受ける高齢者の看護 認知症とともに生きる 小児看護学子どもと病気の看護子どもと看護援助 子どもと家族への看護 母性看護学産褥期の看護妊娠・分娩期の看護 母性を取りまく社会 精神看護学地域生活こころの支援こころの回復過程支援 こころの回復過程支援演習 重症心身障害児・者看護重症心身障害児・者看護の理解生活を支えるための援助 臨地実習/基礎看護学看護の展開実習臨地実習/成人看護学継続看護実習臨地実習/重症心身障害児・者看護重症心身障害児・者看護実習 |
看護の統合と実践あらゆる状況における看護看護の追究 看護管理と医療安全 看護師の一歩手前/OSCE 臨地実習/地域・在宅看護論地域生活支援実習臨地実習/老年看護学高齢者のその人らしい生活を支援する実習 臨地実習/小児看護学小児病棟実習臨地実習/母性看護学母子を支える看護学実習臨地実習/精神看護学地域生活こころの支援実習こころの回復過程支援実習 臨地実習/看護の統合と実践統合実習臨地実習/ヘルスプロモーションヘルスプロモーション実習臨地実習/クリティカルケアクリティカルケア実習臨地実習/エンド・オブ・ライフケアエンド・オブ・ライフケア実習 |
[ 教員及び講師 ]
- ◎
専任教員(約30名)
社会から信頼される専門職、誇りをもてる看護師を育成するため学内における講義や演習および臨地実習で、きめ細かい指導を行っております。
- ◎
講師(45名以上)
専任教員の他に、公私立病院の経験豊かな医師、看護師長をはじめ、大阪大学など周辺の国公立大より講師を迎え、充実した教育指導を行っております。